【鍋にする時のひと手間】
豆腐はくずれないよう、一度炒めてとり出します。
 30分
 204kcal
(2人分)
●もめん豆腐
1/2丁
●里いも
100g
●塩
適量
●大根
100g
●にんじん
1/4 本
●ごぼう
1本
●干ししいたけ
1枚
●水
1カップ
●ねぎ
1/2本
●ごま油
適量
●だし汁
適量
●みそ
大さじ2〜3
1.
豆腐はざるにのせて水きりします。
2.
里いもはひと口大に切って塩もみをし、水洗いします。大根は7〜8mm厚さ、にんじんは5mm厚さのいちょう切りにします。
3.
ごぼうは7〜8mm厚さの斜め切りにして水にさらします。干ししいたけは水でもどして4つに切ります。
4.
ねぎは1〜2cm幅に切ります。
5.
鍋を熱して(1)をほぐし入れ、水気が飛ぶまでいりつけて、ごま油小さじ1を回し入れ、全体に油をなじませてとり出します。
6.
(5)の鍋にごま油大さじ1を足して(2)と(3)を炒め、しいたけのもどし汁とだし汁合わせて3カップを注ぎ、野菜が柔らかくなるまで煮ます。
7.
(6)にみそ大さじ2〜3をとき入れて味を調え、(5)と(4)を加えて温めながらいただきます。
昔、建長寺の小坊主が豆腐を床に落としてしまいました。くずれてしまった豆腐と野菜を煮込んだところ、おいしい「建長寺汁」が完成しました。その呼び名がなまって、現在では「けんちん汁」とよばれ、日本の家庭料理として親しまれています。根菜類がたっぷり入り、体が温まります。今回は豆腐をくずさずにいただく「けんちん鍋」をご紹介します。